浜名湖周辺のうなぎ店の中でも、常にトップへランクインする老舗の『うなぎ さくめ』。2021年1月からスタートする人気アニメ「ゆるキャン△」のシーズン2にも登場する『うなぎ さくめ』は、なでしこが志摩リンにうな重をおごっていたお店。常に人気のお店だけに、さらに人気店になりそうな、『うなぎ さくめ』をご紹介します。
平日のオープン11時前!すでに待ち客
昔から人気店と知っていたので、平日のオープン11時の15分前に行くと、既に先客が3組待機。その直後には、団体のお客様がいらして、オープンの11時には満席。さすがの人気店。その後も続々とお客様がやってきます。
※取材費は、ゆるキャン△season2のアニメ放送前です。
店先にはみかんが並ぶ。11月~1月にかけては、奥浜名湖エリアは、至る場所で、みかんの直売が行われている。農家によって味が違うので、待ち時間に、どうしてもお腹がすいてしまった方は、みかんをどうぞ。※ミカンは冬季のみ。
『さくめ』のうなぎ
『さくめ』のメニューは、鰻重オンリー。写真は、鰻重の小(半匹)1,900円(税込み)。時期によっては、「天然うなぎ」を置いている時もあります。
「ゆるキャン△」の作中では、特上3,800円でしたが、お店では鰻重大が4,100円(税込み)で食べられます。大は、鰻一匹半!今日は「さくめ」の後に、いくつか回る予定だったので、小を注文しましたが、小でも満足できるボリュームです。
長年変わらないタレに、新鮮なうなぎは、身がやわらかめで脂がのっており、食べやすい関西風の鰻です。
特に肝吸いのキモは、うなぎが新鮮なだけあって、やわらかく、プリっとしている。たっぷりの鰹節でとられた出汁は、やさしくまろやかで、筆者は鰻よりも、この肝吸いのファン。
『さくめ』の新鮮なうなぎ
『うなぎ さくめ』は、ご家族で経営されており、うなぎを捌くのがお父様、焼きが息子さん、配膳がお母様。カウンター席に座ると、鰻のタレの香ばしい香りと、お父様の見事な捌きを見ることができます。
その様子がこちらの映像。新鮮な理由がわかる。映像では除いていますが、新鮮なうなぎは、頭をとってもカラダだけで動いている。その黒い棒が動く様子に、映画「もののけ姫」を思い出してしましました。カウンター席は、ちょっとしたエンターテイメントですが、血などが、苦手な人は、カウンター席を避けるのが『◎』。※映像冒頭に、捌くシーンがあるので、苦手な方は、視聴をお控えください。
お店はすぐにいっぱいなるので、次々に焼かれる鰻で、店内は、常に鰻の香りで満たされている。
店内は、あまり大きくないため、団体で同じ席、同じタイミングで食べるのは、なかなか難しいかもしれません。
『さくめ』への行き方
『さくめ』は、天竜浜名湖鉄道「浜名湖佐久米駅」の目の前。天浜線の旅をしながら、立ち寄るのもオススメ。お店の目の前にバス亭もあるけれど、本数が少なく、タクシーで来られる方も多い。『さくめ』の横には「姫街道資料館」があったが、2020年12月現在は、資料館は閉館中。毎年、12月~2月頃は、「浜名湖佐久米駅」に集まる”かもめ”も「ゆりかもめ舞う駅」として人気観光スポットになっているので、お時間ある方は是非。
『さくめ』で浜名湖うなぎ
筆者も昔からよく知る『うなぎ さくめ』。昔から人気ではあったけれど、ますます人気店に。ただ昔からの味は変わらず、美味しいうなぎを食べることができました。土日祝に来られる方は、時期によっては2-3時間待ちの時もあるので、『うなぎ さくめ』に来る時は、『うなぎ さくめ』をメインに考えた余裕を持った旅行プランがオススメです。
基本情報
店舗名 | うなぎ さくめ |
住所 | 静岡県浜松市北区三ケ日町佐久米724-1 |
営業時間 | 11:00~14:00 16:00~19:00 ※鰻が無くなり次第終了 |
定休日 | 月曜または火曜。両方休む週もあり、不規則なので、遠方から来られる際は、電話で問い合わせが確実。店内に2ヶ月分の予定が貼ってあります。 |
駐車場 | 有 ※砂利です。7台程度。 |
最寄り駅 | 天竜浜名湖鉄道「浜名湖佐久米」駅から徒歩1分 |
電話番号 | 053-526-1758 |
参考サイト | https://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22011080/ |