浜名湖で幸福をもたらす『浜名湖七福神』めぐり

七福神とは、福徳の神様として、古くから信仰されている7柱の神様です。”七福神を祀る社寺をお参りすることで福がもたらされる”という巡拝は、日本各地で行われていて、静岡県西部には、静岡県磐田市・森町・掛川市・御前崎市・袋井市の曹洞宗の寺院を巡る「遠州七福神」、浜松市内の臨済宗の寺院を巡る「浜松七福神」、そして、浜名湖周辺を巡る真言宗の寺院を巡る「浜名湖七福神」があります。
特に新春(1月中)に巡拝すると“七難即滅”、”七福即生極まりなし”とされ、七福神を参拝すると7つの災難から逃れ、7つの幸福を授かることができ、功徳が大きいとされています。

「浜名湖七福神」は、歴史あるお寺も多く、功徳を得られるだけでなく、昔の建築様式を見たり、その土地の文化や歴史上の出来事を知ったりすることができます!車でなら1日でめぐることができるので、オススメの日帰り観光スポットです。

目次

浜名湖七福神

浜名湖七福神 公式サイト

恵比須神 応賀寺
【所在地】 静岡県湖西市新居町中之郷681-1
http://www.ougaji.jp/
【ご利益】商売繫盛、航海安全、大漁・五穀豊穣
【ご真言】おん いんだらや そわか
【宝物館を拝観する場合】300円 ※1週間前の予約

大黒尊天 摩訶耶寺
【所在地】 静岡県浜松市三ケ日町摩訶耶421
https://makayaji.web.fc2.com/
【ご利益】富貴栄達、金運・財運向上、縁結び、五穀豊穣、商売繫盛、立身出世
【ご真言】おん まかきゃらや そわか
【庭園・宝物館を拝観する場合】400円

布袋尊 大福寺
【所在地】 静岡県浜松市三ケ日町福長220-3
http://daifukuji.jp/
【ご利益】子宝、良縁、商売繫盛
【ご真言】おん まいたれいや そわか
【庭園、宝物館を拝観する場合】500円

寿老尊天 長楽寺
【所在地】 静岡県浜松市細江町気賀7953-1
http://www.kamoeji.jp/contact/links/chorakuji.html
【ご利益】延命長寿
【ご真言】おん ばざら ゆせい そわか
【庭園を拝観する場合】300円

福禄寿尊天 岩水寺
【所在地】静岡県浜松市浜北区根堅2238
http://www.gansuiji.jp/
【ご利益】子孫繁栄、立身出世、健康長寿、招徳人望
【ご真言】おん まかしり そわか

毘沙門天 遠州信貴山
【所在地】静岡県浜松市中沢町62-15
https://www.e-sigisan.jp/
【ご利益】家内安全、福徳開運、商売繁盛
【ご真言】おん べいしら まんだや そわか

弁財尊天 鴨江寺
所在地:静岡県浜松市鴨江4-17-1
http://www.kamoeji.jp/
【ご利益】金運・財運向上、学業成就(学問の神様)、技芸上達(芸能・芸術の神様)、縁結び・恋愛成就
【ご真言】おん そらそばていえい そわか

恵比須神 応賀寺(おうがじ)

薬師堂(本堂・静岡県指定文化財)

鏡光山応賀寺は神亀年間(724年~)聖武天皇の勅願時として、行基菩薩により開基・草創された古刹です。
七福神の巡り方に順番はないとのことですが、まずは、浜名湖七福神霊場会の事務局にもなっている応賀寺からご紹介します。

入口から入ってまっすぐ事務所の手前に、恵比寿神(※応賀寺は恵比寿ではなく「恵比須」)さまが祀られています。

恵比寿様は福の神で、七福神の中で唯一の日本由来の神様です。福を呼び込んでくれそうな、素敵な笑顔です!!

恵比須様は[日本] 、布袋様、福禄寿様、寿老人様は[中国]、大黒天様、毘沙門天様、弁財天様は [インド] のご出身です。

恵比寿様は、伊弊諾尊(いざなぎのみこと)、伊弊舟尊(いざなみのみこと)の間に生まれた蛭子尊(ひるこのみこと)といわれています。烏帽子に狩衣、釣り竿と魚籠を持ち、立派な鯛を抱えた姿特に商売繁盛に大きな利益をもたらしてくれる神様として、信仰されています。当初は漁師の間で信仰され、大漁をもたらしてくださると信仰されていました。

恵比須様の前にはお供え物やお守り等が置かれ、七福神守の根付ストラップを購入することができます。

写真は、遠州信高山

また浜名湖七福神を巡る時に欠かせないのが御朱印。専用の御朱印帳は1,000円、色紙は1,800円。朱印料は、各200円。応賀寺の他、遠州信貴山大福寺岩水寺で購入することができます。せっかくなら御朱印を集めたいですよね。

大黒尊天 摩訶耶寺(まかやじ)

摩訶耶寺は、神亀3年(726) 行基によって新達寺として開創されました。摩訶耶寺は古くから厄除けの寺として知られ、袋井の法多山、祝田の善明寺の観音様と三姉妹観音で、その長女が摩訶耶寺の御本尊なのです。

庭園は平安末期から鎌倉初期の日本の中世庭園を代表するもので、座視鑑賞式池泉庭。宝物館には、国指定重要文化財の不動明王像、千手観音像、および県指定文化財の阿弥陀如来像を展示されています。

大黒尊天は本堂内です。大黒尊天は、財富を表す神様とされます。

大黒天の起源ははインドのヒンズー教の神様の破壊・武力の神であるマハーカーラ(シヴァ神の化身)という神様です。

摩訶耶寺の大黒尊天は、インパクトある佇まいです。

摩訶耶寺の本堂は、総ケヤキの釘を使わない木造建築技術は圧巻です。天井図や、斗栱(ときょう)や、蟇股(かえるまた)なども素敵なので、ゆっくり鑑賞しながらまわりたいお寺ですね。

布袋尊 大福寺(だいふくじ)

大福寺は、貞観十七年(八七五)教待上人によって開創されました。本尊は浜名薬師として知られる薬師如来(県指定文化財)。

摩訶耶寺と大福寺はとても近く、車で5分もかからないです。

大福寺の有名な仁王門は、駐車場から100m手前に、門だけが立っています。きれいな朱色をしており、遠くからでも目立ちます。

布袋尊は、参道左手の寺務所受付内に祀られています。

布袋尊は、「大量/度量の広さ」を意味する神様として祀られます。

七福神の中では唯一、実在の人物を神格化した存在です。

布袋尊のモデルは、中国の唐~後梁(五代十国)の時代に明州(浙江省)に実在したお坊さんで、生年は不明ですが、四明山に住み、916年に亡くなられたとされるちょうど日本では平安時代の前半に当たる時代の人です。

布袋尊は、その大きなお腹や日本で布袋尊を描く絵の中に子供と遊ぶ「布袋唐子図」などから、子宝の神様としても知られます。

また、度量の広さは即ち衆望を集めることと考え、人を呼ぶご利益、つまり良縁や商売繫盛のご利益があるとされます。

大福寺では、かわいい七福神おみくじもあります。

寿老尊天 長楽寺(ちょうらくじ)

客殿

長楽寺は、平安時代初期の大同年間(約1200年前)に弘法大師によって開かれたといわれています。

ここでは延命長寿の神様として知られる寿老尊天が祀られていますが、たまたまお詣りした日は、お寺が留守の日でした。残念、、、、。

寿老尊天がどこにいらっしゃるのかわからず、また改めてお詣りしたいと思います。

長楽寺が住職不在の場合は、鴨江寺へ。摩訶耶寺も住職不在の場合があるので、その時は、大福寺もしくは、応賀寺で大黒天朱印をいただけます。

長楽寺 後日談

後日改めて訪問し、寿老尊天を拝観しました。寿老尊天は、山門入って左側の護摩堂に祀られていました。

鎌倉時代につくられたとされる本尊の馬頭観音菩薩坐像も立派なので、是非、お詣りしてみてはいかがでしょうか。

満天星(どうだん)の庭

ちょっと休憩!ランチタイムに『川辺の食卓 都田のとうふ 勘四郎』

浜名湖七福神は、1箇所ずつの寺院を丁寧に回ると、とても1日では足りませんが、七福神がメインの回り方なら、丸1日もかからない距離なので、途中で休憩する場所を決めて、スタート地点を決めるのもいいですよね!

今回は、仏教の食事といえば「精進料理」が一般的。精進料理は、野菜や豆類など植物性の食材を使用して作る料理のことで、肉・魚・卵などは使われません。

なので精進料理ではありませんが、せっかくなので豆腐の専門料理『勘四郎』へ!

『勘四郎』は、長楽寺から車で20分ほど。岩水寺に行く経路にあるので、立ち寄りやすいです。

福禄寿尊天 岩水寺

本堂(地蔵堂)

薬師如来(総本尊) 岩水寺は 神亀 2年( 725年 )に、人々の病魔退散、健康長寿を祈念した行基 菩薩が薬師如来の尊像を刻み、開創されました。

本堂の鐘の横に、長寿の神様として知られている、福禄寿尊天が祀られています。

福禄寿尊天は、中国人が人生の三大目的とする福(幸福)・禄(身分)・寿(寿命)の全てを兼ね備えたのが福禄寿であり、その姿は、背が低く、長い頭に長い髭、巻物を結んだ杖を持ち、長寿のシンボルともいえる鶴を伴っています。

毘沙門天 遠州信貴山(しぎさん)

信貴山は、大和国(現在の奈良県)信貴山は聖徳太子の御開基による日本最古の毘沙門天(びしゃもんてん)の霊刹ですが、遠州信貴山は、比較的若いお寺です。毘沙門天がご本尊です。

毘沙門天は、七福神の随一にて、家内安全、商売繁盛、福徳開運の霊験あらたな福の神です。

今から約千四百年前、聖徳太子が、この地において仏敵物部守屋討伐を祈願されたおり、寅をお供にされた毘沙門天王が出現され戦勝の秘法を授けられました。
その日が寅の年、寅の日(三日)、寅の刻であったことから、商売運、金運アップには、寅の日詣りがいいんだとか。

残念ながら毘沙門天は、撮影NGですが、受付の方へ一声かければ、すぐ近くで見ることができます。ただし御祈祷中は、拝尊できません。

新年は、本堂の毘沙門天王の秘仏が、御開帳されています。2021年は、例年よりも長く1月16日(土)まで開帳されていました。秘伝を拝尊されたい方は、新年のお詣りがオススメです。

弁財尊天 鴨江寺(かもえじ)

鴨江観音、正しくは「高野山真言宗甲江山 鴨江寺」と言い、その創建は遠く奈良朝時代に遡ります。歴史はとても古く当時から鴨江観音(お鴨江さん)として、親しまれていました。

浜松市街から一番近い鴨江寺ですが、戦時中、軍需工場をもつ都市として浜松市が空襲を受け、鴨江寺も大半が焼失してしまい、今ある立派な建物は再建された建物です。

仁王門

鴨江時に祀られている七福神は、弁財尊天。七福神の中で紅一点で、インドの水の女神サラスヴァティーに起源を持つ。琵琶を奏でる姿から、芸能、音楽、弁舌、知恵の神として信仰されています。また、弁財天とも書かれ、財や富をもたらす神としても信仰されています。

水の女神さまということもあり、仁王門入ってすぐの池のほとりの弁天堂に祀られています。格子の隙間から、うっすら弁財尊天を拝尊することができます。

『浜名湖七福神』めぐりで開運!ハッピーな幕開けを!

いかがでしょうか?数ある七福神の中でも歴史あるお寺が多くまわっていて見ごたえがあるという人気の浜名湖七福神!

お詣りするだけで、なんだかいいことがありそうな気持ちなってきます。

是非一度めぐってみてはいかがでしょうか?

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