静岡県浜松市中区にある『うなぎ料理専門店 曳馬野』は、JR「浜松駅」から徒歩5分と近く、観光客にも人気のお店。天然うなぎが食べれる他、曳馬野でしか食べれない鰻の一品料理や、静岡の名産品を使った料理をいただけます。日本酒やワインの種類も豊富で、アルコールを楽しみながら、鰻を堪能したい方にオススメな老舗の鰻屋です。
『曳馬野』の鰻料理
まずは定番のうなぎ膳。うなぎ膳は、梅、竹、松から鰻の量を選んでいただき、食べ方については、うな丼、うな重、まぶし、膳(蒲焼・白焼)から選んでいただけます。好きな食べ方で食べれるのは嬉しいサービスですね。
カップル膳という、二人でシェアしてたべるお膳もあるので、カップルや夫婦で来た時には、カップル膳もおすすめです。
しかも4月中旬~10月末頃には浜名湖産の天然うなぎを食べれる場合もあるので、興味ある方はお店の方に確認してみてください。
関東風の身がふっくらしたうなぎに甘辛いタレは、ごはんにも、お酒にもよく合います。
一品料理と薬味やお出汁がついている「まぶし」を注文して、〆っぽく食べるのもアリです。
『曳馬野』は、お酒が飲める鰻屋がコンセプトなので、アルコールの種類が豊富で、鰻はお酒に合う甘辛の味付けです。
また 『曳馬野』は、肝の一品料理が豊富なのもうれしい。
ポン酢とわさび醤油で食べる「きもさし」は、お酒のアテには、たまりません。肝がぷっくりしていて、臭みが全くなく、おいしい一品です。新鮮で、しっかり下処理をされた肝ならではの食べ方です。
またかなり珍しい「うなぎの肝のアヒージョ」は、ワインにもあう一品ですが、肝の入荷状況にもよるため、確実に食べたい方は、事前予約がおすすめです◎。
ワインは、赤、白、泡と種類も豊富に揃っており、お店の入り口には立派なワインセラーとワイングラスが並んでいます。価格は3,000円台~1万円台まであるので、カジュアルな席や、お祝いの席としても重宝しそうです!
また日本酒も豊富で「県外からいらっしゃったお客様に静岡県のお酒を楽しんでいただきたい。」との山本親方の想いから、静岡の地酒も豊富にそろっています。
取材中でなれば、本当に一杯飲みたいところです。浜名湖周辺のうなぎ専門店で、これだけのワインと日本酒が置いてあるお店はとても珍しいです。
『曳馬野』 でいただける静岡名物
一緒に来られた方が「うなぎはちょっと苦手かも…」という場合や、「もう少し気軽なものを食べたい!」という方向けには、うなぎ以外の料理もあります。親方のこだわりで、「静岡牛のまぶし」や、「静岡豚の網焼き重」、「遠州灘産の釜揚げしらす丼」など、静岡ならではのお食事メニューです。
特に「牛まぶし」は、牛が甘辛く焼かれており、薬味との相性もいいですし、熱々のお出汁をたっぷりかけていただいてもおいしいです。
またお食事メニューを注文された方には、お茶うけに、香ばしい鰻の骨せんべいがついてくるのもうれしいサービスです。骨せんべいは、お菓子感覚でポリポリ食べちゃいます!
2代目店主 山本良和 親方の多彩なフォトグラファー活動
『曳馬野』創業55年、山本親方が生まれた年に、お父様がはじめられたお店です。山本親方が30歳の時に曳馬野を引き継ぎ一念発起。食材の仕入れにこだわり、丁寧な包丁さばきに、集中して淡々と調理をされる山本親方の姿は、まさに職人そのもの。
しかし山本親方は、厨房を離れるとフォトグラファーという、全く別の一面を持っています。
店内に飾られている風景写真は、山本親方が撮影したもの。「写真を撮るときは集中力が増し、さらにレンズを通して、気づける世界がある」と語る山本親方。同じ角度で同じものを撮影しても、レンズや少しの光の加減で、全く違った表情を見せる風景写真。特に自然風景を撮るときは、「誰もいないところで一人で余分なことを考えずにいることもできれば、あれやこれやと考えをめぐらすことができ、メンタルを維持するのに役立っている。」という。
山本親方の写真はInstagram:Yoshikazu Yamamoto(@una_gi_ya )
また写真を撮り始めたばかりの頃は、一瞬の偶発的な場面を切り取った街中のスナップ写真を撮影されていたが、プライバシーの問題などもあり、スナップ写真を撮ることはなくなったものの、カメラをはじめた時から長い間撮影し続けているのが、サーフィンの写真。
元々趣味として楽しんでいたサーフィンを仲間内でビデオを撮りあっているうちに、「撮る側になるのも面白い」と思い始めたのがきっかけ。「人に興味があり、一人のサーファーを集中して撮り続けることで、その人のクセや、動き、人となりがみえてくるのが面白い。」と話す。
山本親方のサーフィン写真は、以下サーフィンメディアサイトから見ることができます。
- 波伝説:https://www.namidensetsu.com/news/yoshikazu-yamamoto
- COLORS MAGAZINE: https://www.colors-magazine.com/?p=207070
『曳馬野』は「お客様の満足」を常に考え経営されていて、人に対して想う気持ちが強い山本親方だからこそ、おいしい鰻料理とサーフィンの撮影という二つの顔を、うまくバランスをとって両立させているのかもしれません。
『曳馬野』の基本情報
店舗名 | うなぎ料理専門店 曳馬野 |
住所 | 静岡県浜松市中区田町322-3 |
営業時間 | 昼の部 11:30~14:00(L.O.13:30) ※売切れ次第終了いたします。 夜の部 17:00~20:30(L.O.19:45) ※売切れ終了! |
定休日 | 水曜日 |
交通公共機関 | JR 浜松駅 徒歩5分 遠州鉄道線 第一通り駅 徒歩3分 |
駐車場 | 有:提携コインパーキング (税抜5000円以上のご利用で提携駐車場の駐車券サービスあり。※駐車券をご持参ください。) |
電話番号 | 053-452-3544 |
お店公式HP | https://hikumano.gorp.jp/ |
お店公式Instagram | https://www.instagram.com/unagiya_hikumano/ |