【秋葉山本宮秋葉神社】
都会の喧騒から離れて、パワースポットに行きたい!
出来ればあまりメジャーじゃなくてみんなが行ったことがない所に。
静岡県浜松市天竜区。
人口約26,000人が暮らす、豊かな森林に囲まれた地域です。
一級河川の天竜川沿いを車でのぼっていくと、今回の目的地・秋葉山本宮秋葉神社へ辿り着きます。
秋葉山本宮・下社から山道プチ修行で内面を巡る旅
車から降りて深い呼吸をすると、
新鮮な空気が体内を駆け巡り循環していくのを感じます。
辺りは自然に囲まれていて、マイナスイオンいっぱいで癒されます。
川沿いではキャンプを行う人もちらほら。
秋葉山本宮秋葉神社には、『上社』と『下社』があって、
まずは下社から参拝しました。
火の神様、
火之迦具土大神を祭る神社として古くから信仰が厚い秋葉神社。
火防や火を扱う事業の安全と繁栄などを願い
遠方からも多くの人が参拝に訪れます。
麓の下社から山頂の上社までは、徒歩で一時間半から二時間の行程。
古くからの参道をひたすら歩きます。
これ、女子旅?ってくらいのガチ登山感におののく。
ゴツゴツした山道。絶対に歩きやすい靴と格好で来てくださいね!
険しい道のりに、日ごろの運動不足がたたりすぐに息が上がります。
き、キツイ。想像以上に。
ご年配の方々が足取り軽く先へ進んでいるのを横目に見ながら、こまめに休憩(ドリンク必須!)を入れ山頂を目指します。
木々のざわめきや風の音。
360度自然に囲まれた環境にいると、何だか自分の心が整ってくるようでした。
一歩、一歩、大地を蹴って進む。息を吸って、吐いて。からだ全身を使うように。
すると、取りとめのない考え、悩みごとやどうでもいいような事が浮かんだり消えたりしていきました。
それは久しぶりにおとずれた自分自身との対話の時間で、
常にスマホ片手に移動している毎日とは
明らかに違う時間が流れているのがわかりました。
秋葉山本宮・上社 絶景!黄金の鳥居、最強パワースポット
約二時間!ついに、到着~。
杉林に囲まれていた空が、パッと一気に開けました。
東海一とも言われる山頂からの眺めに
ここまで歩いてきた疲れが癒される!
じゃあ参拝、と言いたいところですがまずは食堂にてお昼ごはん。
十時半に麓を出発したけれどもう正午すぎ。
それはおなかもすきますね。
せっかくなので名物が食べたい!
ということで、オーダーしたのは一番人気の『しいたけそば』
身も心もあったまる~。名産品の大きなしいたけを丸々使った絶品料理です。
しいたけが肉厚でジューシー!やさしい味わいが、登山後のからだにこれがまたちょうどいい。
あっという間に食べ終えました。ごちそうさまです。
お次は、境内に入り御神寳(ごしんぽう)
として奉納されている数々の刀剣や書画を見せて頂きました。
その中の一枚。
【安藤広重 本朝名所 遠州秋葉山】に描かれている参道は、
まさに今登ってきた道と変わらなくて歴史を感じさせてくれます。
江戸時代の人々もあの道を通って秋葉山まで参拝しにきたっていうのは
なんだかロマンですね~。
現在、上社ではコロナ対策の一環として手水の代わりに火打石でお清めをしております。
これは珍しい!
火のお祓いは、焼き尽くすと言われることもあり最も強いお祓いの方法なんですって。
参拝前に浄化、身を清めます。不思議と余計な疲れも祓われたような。
では、いざ本殿へ。
あたたかい陽光に包まれて、不思議とねがいごとも叶う気がします。
あなたなら火の神様に何をお願いしますか?
幸福の鳥居は煌びやかな黄金色。
標高866mから遥かを望みます。まさに絶景。大切な人とこの景色を見に来ることおススメ!
二人の仲も絶対深まります!
天狗みくじ(皿投げ)
お皿に願いごとを書いて投げます!
いまの時代は、自分を整える旅で内面を潤す
参拝を終えて、下山。心の荷物が軽くなった気が。麓までまた一歩一歩大地を蹴ります。静けさの中に豊かさがあって。時間の経過とともに風景の色が変化していました。
その美しさにただただ圧倒されます。自然は、何事もないかのようにいつもそこにあるのに。
観ることを通して触れることを通して、失われていた感受性が取り戻されていきます。子供のころのようにまあるい石を蹴って歩きます。
すると下山途中、道ばたにハート形の石が集められていました。か、かわいい!
見つけると幸運が訪れるかもしれませんね!
施設名 | 秋葉山本宮秋葉神社 |
住所 | 静岡県浜松市天竜区春野町領家841 |
電話番号 | 上社053-985-0111 下社053-985-0005 |
交通案内 | 東名高速浜松西インターチェンジから天竜方面へ車で約30分 |
駐車場 | 大型20台 普通車300台以上 |
公式HP | https://www.akihasanhongu.jp/access/index.html |